聖書は、まことの神が私たちひとり一人にあてて書かれた愛と真理に基づく無二の書です。
66冊からなる分冊が不思議な神の力により1冊にまとめられたものが現在聖書として印刷され読まれているのです。
66の書簡の39冊は旧約聖書と呼ばれ、人類の誕生からユダヤ民族の歴史を中心にイエス・キリストが生まれるまでのことが記されております。
新約聖書は、旧約聖書で記されている救い主イエスの誕生から十字架の死、そして復活が記され、救いの良きおとずれが全世界に広まっていく様子や、イエスを信じたキリスト者の生き方や教会(集会)のあり方が記されております。さらに最後の書簡は黙示録で将来に起こる出来事をリアルに表現している預言の書です。
さて、聖書は紀元前1500~1600年頃から紀元1〜2世紀までに、神によって導かれた40人ほどの著者によって書かれました。
書いた人物はダビデのような王、学者、漁師、医者など、身分や職業が異なる方々であり、書かれた時代や地域も広範囲であるにも関わらず、その内容は不思議と一致しているのです。
それは天地創造のまことの神が、神の愛と義、生と死、滅びと永遠など人間が知らなければならない最も大切な真理を多くの人物を通して書かしめたものが聖書なのです。
従って、聖書の著者は神であり、私たちひとり一人のために書かれたものです。
その中心主題は、神の御子イエス・キリストによる救いであり、イエス・キリストの十字架と復活に焦点があります。
書かれた目的や対象は、私たち一人一人に対する神の愛と罪の赦し、永遠のいのちの救いなのです。
どうぞ、聖書をお読みになって生きる喜び、永遠のいのちにある平安をお知りになってください。
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です
(第Ⅱテモテの手紙 3章 16節)