沢山咲いている大小の花に思う 2024年4月
桜からつつじの季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
桜の木が葉桜になりましたが、次はつつじが満開になり楽しんでおります。その一方で5ミリ程度の道端に咲く花から10センチ程度の大きな花まで、こんなに花の種類があるのかと今更ながらに、その花の咲き誇る種類の多さに驚かされます。その花たちの名前は1割も知っていないのだと思うと花たちに申し訳ないと思うのは年のせいかな?先日義弟の伴侶がなくなりました。ここのところ十分な交わりがなく、驚きと寂しさの思いで一杯になりましたが、多くの参列者と沢山の花に囲まれて安らぎました。最後の棺の中には、溢れるばかりの花々が入れられ、花で本人が隠れてしまいましたが、花たちに癒された思いが致しました。参列者にも花が配られ家内が持って帰って来ましたが、胡蝶蘭やゆりの花が今も美しく咲いておりますので、故人を偲んでおります。しかし、その花も枯れてしまうのですね。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるならあなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。」
(マタイの福音書 6章 28~30節)
今まで何度かこの聖書の言葉を覚えましたが、このことばは私たち一人ひとりに言われているのです。皆様の人生、いのちの営みを創造主なる神は、美しく装いたいと願っているのです。どうぞ遠慮されずに、ためらわずに創造主なる神、救い主イエス・キリストの側に行ってください。
イースター・復活祭に思う 2024年3月
桜の開花、満開の季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期例年話題にしていると思いますが、長女がニュージィーランドで家庭を築いておりますが、彼女の国ではイースターホリディで4日間休日なのです。それで、私たちも復活祭を覚えて小さなコンサートとお話の集いを持つようになって7~8年になりますが、なんと今年はアクロス福岡シンフォニーホール1,800名収容の会場で開催することになり、その準備をしつつ3月の雑話通信が遅れてしまったことお詫び申し上げます。イエス・キリストの復活を覚えると奇跡の凄さに語ることさえ憚れてしまいますが、今の時代に生きる私たちに必要な創造主なる神のメッセージだと強く感じております。戦争、自然災害、飢饉などこんなに知識でも、経済でも、医学でも豊かになっているのに、人々は神から遠く、遠く離れて神の声をきこうとしていない現状の虚しさに気が付いていないのです。キリストの誕生・十字架・復活は神からの記しです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「イエスはいわれた。『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』」(ヨハネ福音書 11章 25節)
先月も同様な表現をしていたと思いますが、最近はいつも「今の世界では、人々は神を見ていない、神の声を聴いていない」ということが、心から離れないのです。イエスの復活こそ、人類が求め、数々の宗教を生み出した、死に対する畏敬の念、死後の世界に対する思い、探求の回答であり、前述のイエスのことばを復活して実証した神の記しなのです。当時の弟子たちや主を信じていた婦人たちも復活は信じられない出来事でした。しかし、その後復活したイエスを見て、その声を聞いて復活を信じざるを得なかったので、聖書がここにあるのです。
ガザの死者3万人飢餓深刻に思う 2024年2月
やや暖かくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暖かいニュースをと思いましたが、いま世界が直面している問題に目を止めつつ、私たちの生き方を考えることの大切さを実感しております。ガザの食糧不足は深刻で57万人の方が飢饉に見舞われており、雑草を食べて飢えを凌いでいるということは本当に心が痛む出来事だと思います。私たちの周りでは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアが小売店で元気なように思いますし、食料品も数多く店頭に並んであります。最近価格は高騰しているようですが、飲食物は有り余っているのが現状です。腹いっぱい食べていても、私たちの心は満たされ、満腹になっているかと問われた時にどうだろうかと自問したくなります。家族間での殺害や親が子供を殺すという事件も増えております。今の世界に起きていることは、多くの人々の心、精神面での栄養不足、飢餓状態が蔓延しつつあるのではないかという懸念です。
聖書のみことばを紹介したいと思います。
「見よ。その日が来る。―神である主の御告げ。―その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。」(アモス書 8章 116節)
今や世界は、人類の自然破壊による災害、権力者達の強欲による戦争や武力闘争の殺戮、人工頭脳などのAIのコントロール分野、ロボット開発等々、あらゆる面で神から遠く遠く離れた世界に行ってしまったように思います。人間が発明し、開発している種々の原点にあるものは、唯一まことの神がすでに設計し創造したものであって、その創造主なる神に心を向け、その言葉に耳を傾けなければいけない時だと思います。どうぞ聖書のことばに心の耳を傾けてください。神なくして、この世界も私たちの命も存在しないのです。
月探査機SLIMの月面着陸に思う 2024年1月
元旦早々能登半島の地震と航空機の火災で明けた日本列島、多くの方々の心は複雑であったかと思います。
皆様にとって良き年でありますように願い、祈っております。
このような中、明るいニュースが流れました。月探査機「SLIM」が月面着陸に成功しました。着陸は当初予定していた位置より55メートルずれ、「逆立ち」したということですが、あの夜空を照らす月に無事に着いたという事に人間の英知を讃えます。地球から38万km離れている月に計画していた着陸位置から55mしかズレていないということにも驚きますし、逆立ち着陸で太陽電池が使用できなかったのが、太陽が当たるようになって発電ができ、運用再開を受けて通信や画像データの送電等も成功しました。しかし、このような神業が実現できたのは、地球と38万kmも離れている月や太陽の運行を研究したからです。ということは、創造主なる神の設計、計画、秩序が人知を遥かに超越していることを証明しているのです。決して偶然や進化でないことは明らかです。
聖書のみことばを紹介したいと思います。
「初めに、神が天と地を創造した。・・・それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物(太陽)には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜(月)をつかさどらせた。また星を造られた。」(創世記 1章 16節)
「すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。」
(ローマ人への手紙 11章 36節)
温暖化でこの地球の美しい自然は大きく崩れており、世界各地で被害が続出しております。平均気温が1.3℃上昇したからです。僅か1.3℃なのです。いかに精密に創造されていたかが分かります。それと同様、私たちも尊い存在として創造された命であり、人生なのです。創造主なる神をイエス・キリストは父と呼びました。その御方は私たちにとっても霊の父なのです。