新しい年を迎えるこの時に思う 2024年12月
真冬の寒さが身に染みる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2025年はどのような年になるでしょうか?希望と期待を抱いている方もおられると思います。私としては何が起こるかと戦々恐々として情勢を見据えている日々です。いつも思うことですが、年末と元旦一日で何が違うのかと不思議な気持ちになります。ところで新しい年になる時に、ある条件をクリアしなければ、あなたは新年を迎えられない、新年の扉は開かれないとなると、その条件を満たし、突破するために懸命な努力をすると思います。聖書には「新しく生まれなければ、神の国を見る、天の御国に入ることができない」と記されています。ところが、努力や鍛錬によって「新しく生まれる」ことができるのだろうかという疑問を誰しもが持つと思います。どうすれば「新しく生まれる」ことができるかというと「キリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です」と真理のことばである聖書に告げられているのです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない神のことばによるのです」
(Ⅰペテロの手紙 1章 23節)
「新しく生まれる」ということは、私たちの努力や鍛錬で出来ることではなく、創造主なる神の一方的な恵みによると記されているのです。神の言葉である聖書を信じる者に与えられる神の愛と恵みによるのです。イエスは言われました「わたしのことばを聞いてわたしを遣わした方を信じる者は永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からからいのちに移っているのです。」これが、新しく生まれた者の姿です。
この新しい年、主イエスによって新しく生まれて下さい。
豪の16歳未満のSNS禁止法案に思う 2024年11月
一気に冬の気候になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近はSNSの活用、利用が両面から対策を検討しており、私たちもより多くの若者たちに聖書やイベントを伝えるためにSNSを活用しなければならないので勉強会をしてくださいとお願いしているところです。その一方ではSNSを通していじめ、性犯罪、闇バイトなど有害な情報で被害が拡散している状況に、オーストラリアで特に子供を保護する観点から禁止法案が通過しました。恐らく各国でも種々検討されることだと思います。私が懸念していることは、これからの社会でAIやSNSを通して偽りの情報が流布され、何が真実で、何が偽りなのかが政治や経済の多方面の分野で人々を翻弄してしまうのではないかと案じております。しかし、人間の最も大切な面において既に人々を翻弄している情報があります。それが宗教と言われ、人間が想像した神々の存在です。私たちの尊い命、人生の根源である唯一無二の存在である創造主なる神についてです。天地を造られ、私たちの命を創造した神は唯一です。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「わたしは、あなたの神、主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。」
(出エジプト記 20章 2~4節)
「イエスは言われた。『わたしが道であり、真理であり、命なのです』」
(ヨハネの福音書 14章 6節)
サタン(悪魔)は、人類を惑わすために種々の攻撃をしてきました。終わりが近いと感じている方が多くおられる今日、私たちを惑わし、翻弄する情報をAIやSNSを通して流すでしょう。政治、経済そして戦争に関する偽りの情報で世界は混乱させられるのではないかと危惧しております。どうぞ、真理のことば聖書をじっくりお読みください。
選挙の候補者の訴えや結果に思う 2024年10月
秋らしい気温になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、10月27日には衆議院選挙が実施され、与党の自民党が議席を大幅に減らしてしまいました。「裏金」問題が大きく影響したのだと思いますし、終盤で未公認の議員にも2,000万円が支給されていたということが有権者の逆鱗に触れたのだと思います。11月2週目だったでしょうか世界を揺り動かすアメリカの大統領の選挙があります。大接戦のようですが、いずれにしても世界の大舞台から一歩引くことになると思います。選挙の様子を見ているとやはり民意が大きく左右することが分かります。如何に多くの人々の心を捉えることができるかが勝敗を決定するのだと思います。そのことを感じたのはイエスの裁きの時です。イエスを裁いた総督ピラトは「イエスを釈放したい」と3度も民衆に訴えたが、ユダヤの祭司長や長老は、イエスを死刑にするよう、群衆を説きつけて「イエスを十字架につけろ」という声が勝ったのです。しかし、真実は罪のないイエスが勝利者であり、その証として復活したのです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「だが、ピラトは言った。『あの人(イエス)がどんな悪い事をしたというのか。』
しかし、彼らはますます激しく『十字架につけろ。』と叫び続けた。」
(マタイの福音書 27章 23節)
我が国日本において、クリスマスの時期は別として、救い主イエス・キリストを讃える言葉を聞く機会やイエスの名をの耳にすることは教会という会堂以外で聞くことはほとんどありません。世界を見ても戦争や自然災害が増加しているのに神の言葉を聞こうとしている方々が本当に少ないのです。私は叫びたい「今の時こそ創造主なる神の声に耳を傾け、救い主イエスキリストの言葉に耳を傾ける時だ!」と。聖書を開いて下さい!
9月30日がリミットだ!に思う 2024年9月
残暑お見舞い申し上げますと言っても可笑しくないほど日々の気温の高さに温暖化を実感していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、皆様がご存じのように郵便料金が10月1日から値上げになります。料金は30%アップと上げ幅は大きいですが、30年ぶりの値上げなので納得かなという思いです。郵便料金の素晴らしいところは国内であれば、沖縄から北海道まで離島を問わず、はがきやレターパックなどが届くということです。
そこで今月末までは郵便物を9月30日までに投函しないといけないと周りのスタッフ、機関が頑張っております。10月1日になると封書84円が110円になるのです。そこには猶予など容赦ないのです。閉店、閉館、期限等々すべてのものごとには、ここで終わりだという時があります。それは私たちの人生でも幾度が経験してきた事ですし、この地上の終わりについても言えることではないでしょうか?
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「用意のできていた娘たちは、彼(花婿なる主)と一緒に婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。その後で他の娘たちも来て、『ご主人様、ご主人様。開けて下さい。』と言った。しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなた方を知りません』」
(マタイの福音書 25章 10~12節)
ここでは、天の祝宴の戸は閉められました。その一方十字架上の犯罪人は死の直前に、「イエスは彼に言われた。『あなたは、今日わたしとともにパラダイスにいます。』」この犯罪人のこの地上の命の門は閉ざされましたが、同時に閉ざされていた天の門が開いたのです。私たちの人生の命の門はいつか必ず閉ざされますが、同時に天国への門が開かれるかどうかは、あなたの人生の選び次第です。主イエスを選ぶ否か!
迷走する強烈な台風10号に思う 2024年8月
暑さがやや和らいだように感じるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
8月下旬には、強烈な台風10号が南九州から日本列島を縦断しました。その威力は伊勢湾台風に匹敵する暴風だと言われ、その進路に戦々恐々として各地で備えをしておりました。台風が九州に上陸するころから中部地方では水害の被害が発生し、宮崎では竜巻の被害で家屋の損壊が報じられました。北部九州も直撃に備えて交通機関や学校の休校対策など29日、30日は混乱しました。福岡では29日は午前中授業して、午後から下校の予定でしたが、登校したら即下校となり、教員、保護者とも混乱しました。その台風の進路がゆっくりかつ迷走を続け、中九州から四国へ進み、その後は一旦海上に出て、それから北上して温帯低気圧になって風は収まったものの雨量は強く、東海道新幹線の一部区間は4日間不通になりました。この時代、経済も政治も世界情勢も迷走している状況にとても憂いているます。私たちの生き方だけは迷走しないで、しっかりと見据えて生きたいものだと思いますし、その道筋をお伝えしたいと思います。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「イエスは彼に言われた。『私が道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父(なる神)のみもとにくることはありません』」
(ヨハネの福音書 14章 6節)
このことばは、信仰雑話で最も多く紹介させて頂いている聖句だと思います。皆様の人生の進路を明確に、ハッキリと示している言葉だと思います。時代が変わり、環境が変わり、私たちの置かれている状況がどのように変わろうとも聖書が示す、キリストが示す道、進路に迷いはありません。
オリンピックの競技にいつも思う 2024年7月
猛暑日の暑い暑い毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
パリではテロなどの厳戒態勢のもと、オリンピックが開催され、連日熱戦が続いており、日本も多くのメダルを獲得しております。14歳、15歳の少女がスノボで金と銀を独占したのはびっくりでしたし、男子体操で大逆転の勝利も感動です。その一方で金メダルが確実視されていた方々が敗退したりと番狂わせもあり、無念の涙に沈んだ選手もおられ、悲喜こもごもです。
馬術団体では、92年ぶりのメダルという朗報に皆驚いておりました。勝利という言葉には、私たちも元気づきますし、今回のオリンピックには1万人以上の方々が勝利を目指して、メダルの獲得に全力で競技をしているのです。その競技や演技、パフォーマンスを見るにつけ、「人生の勝利、勝利者」という思い、言葉が脳裏を駆け巡ります。私たち一人ひとりは、それぞれが与えられた人生という命の営み、競技を続けており、それぞれのゴールに向かって闘っているのです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか、患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。・・・しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。」(ローマ人への手紙 8章 35~37節)
私たち人生の勝敗はどこで決まるのでしょうか。それは毎日の生き方なのか。日々生きている歩みで、ひと時ひと時で勝ち負けが決まるのか。この世を去るときに勝者と敗者が決まるのでしょうか?それぞれのステージで勝敗があるのかも知れませんが、やはり、この世の最後にそのことがはっきりするのではないでしょうか。
天国に行く者が勝利者でしょう!
電話の会話も少ないこの頃に思う 2024年6月
気温の変化、気候の不順が激しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
スマホというコミュニケーションのツールは、日常生活を大きく変えました。とても便利になりましたし、多種多様な情報は身近なものになりました。日本特有の現象かも知れませんが、人が居るところ、電車の中や行列で並んでいる方々が下を向いてスマホを見ている姿は何とも言い難い光景です。おば様方の声以外は殆ど聞こえません。静かで良いのかも知れませんが、実は我が家の家族もLINEでのやり取りが増えました。ちょっとした会話もおやすみなさいの言葉もLINEなのです。コロナの感染が拡大したとき私たちは様々な方法でコミュニケーションを取ろうと努め工夫しました。しかし何といっても互いに顔と顔を合わせて、語り合うことが最高の姿だと思います。私たちを愛しておられる創造主なる神も私たち一人一人と交わり、語り合い、コミュニケーションを取ることを願っておられるのです。その現われがイエス・キリストの誕生と十字架と復活に秘められている出来事なのです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「神は、・・・この終わりの時代に、イエス・キリストによって私たちに語られました。」(へブル人への手紙 1章
2節)最初の人アダムとエバが神の言葉に従わず、罪を犯してしまった時、彼らは神の声を聞いたとき、神の顔を避けて木の間に身を隠していました。その時「神であられる主は、人に呼び掛け、彼に仰せられた。『あなたは、どこにいるのか。』」(創世記 3章
9節)
私たちの不幸、世界の人々の犯している過ちは、創造主なる神の声を聞き、この方との大切なコミュニケーションを取っていないことにあります。永遠のベストセラー聖書は、神との交わりの現われですが、まず中心人物であるイエス・キリストが登場する新約聖書の言葉に耳を傾けてください。
AI(人工知能)の偽情報、混乱に思う 2024年5月
鮮やかなアジサイの花に心が和む季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近はAIという言葉を聞かない日がなくなりました。ニュース番組でも今日の主なニュースをAIの音声でお届けしますとアナウンスが流れます。そしてそのニュースの中でAIの犯罪や混乱が世界に広まっている現状に目を疑うほど、その悪影響が懸念されます。AIで得た論文をそのまま提出して却下された事例やAIで有名人の画像や音声を流して資金を募る詐欺が多発しており、多額の損失を被った事件やフェイク動画で名誉棄損の訴えも増えているようです。ディープフェイクということばが拡散されているように、生成AIで作り出された画像・音声・動画は簡単に見分けができず、偽の情報に混乱させられてしまいます。情報社会であるのに、その情報が真実か疑わねばならない社会問題が発生し、人間関係を崩していますね。AIの存在がこれ以上、真の創造主なる神や救い主イエス・キリスト、聖書の真理までもが悪影響を受けなければ良いと祈るのみです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「わたしは、・・・あなたの神、主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために偶像を造ってはならない。・・・どんな形をも造ってはならない。」(出エジプト記 20章 2~4節)
今に至るまで、人間は沢山のものを造ってきました。それは人間わざと思えないほど精巧で高度な技術を要するもの、芸術品も数々存在します。その中でも、驚くべきは、神々を創造し、宗教体系を構築し整えてきたということです。それは精神面での支え、死後に対する不安など人間の根本問題に対する解決の道ですが、それは人間の英知の結晶かも知れません。しかし真実は天地創造主なる神の書、聖書に記されております。
沢山咲いている大小の花に思う 2024年4月
桜からつつじの季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
桜の木が葉桜になりましたが、次はつつじが満開になり楽しんでおります。その一方で5ミリ程度の道端に咲く花から10センチ程度の大きな花まで、こんなに花の種類があるのかと今更ながらに、その花の咲き誇る種類の多さに驚かされます。その花たちの名前は1割も知っていないのだと思うと花たちに申し訳ないと思うのは年のせいかな?先日義弟の伴侶がなくなりました。ここのところ十分な交わりがなく、驚きと寂しさの思いで一杯になりましたが、多くの参列者と沢山の花に囲まれて安らぎました。最後の棺の中には、溢れるばかりの花々が入れられ、花で本人が隠れてしまいましたが、花たちに癒された思いが致しました。参列者にも花が配られ家内が持って帰って来ましたが、胡蝶蘭やゆりの花が今も美しく咲いておりますので、故人を偲んでおります。しかし、その花も枯れてしまうのですね。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるならあなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。」
(マタイの福音書 6章 28~30節)
今まで何度かこの聖書の言葉を覚えましたが、このことばは私たち一人ひとりに言われているのです。皆様の人生、いのちの営みを創造主なる神は、美しく装いたいと願っているのです。どうぞ遠慮されずに、ためらわずに創造主なる神、救い主イエス・キリストの側に行ってください。
イースター・復活祭に思う 2024年3月
桜の開花、満開の季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期例年話題にしていると思いますが、長女がニュージィーランドで家庭を築いておりますが、彼女の国ではイースターホリディで4日間休日なのです。それで、私たちも復活祭を覚えて小さなコンサートとお話の集いを持つようになって7~8年になりますが、なんと今年はアクロス福岡シンフォニーホール1,800名収容の会場で開催することになり、その準備をしつつ3月の雑話通信が遅れてしまったことお詫び申し上げます。イエス・キリストの復活を覚えると奇跡の凄さに語ることさえ憚れてしまいますが、今の時代に生きる私たちに必要な創造主なる神のメッセージだと強く感じております。戦争、自然災害、飢饉などこんなに知識でも、経済でも、医学でも豊かになっているのに、人々は神から遠く、遠く離れて神の声をきこうとしていない現状の虚しさに気が付いていないのです。キリストの誕生・十字架・復活は神からの記しです。
聖書のことばをご紹介したいと思います。
「イエスはいわれた。『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』」(ヨハネ福音書 11章 25節)
先月も同様な表現をしていたと思いますが、最近はいつも「今の世界では、人々は神を見ていない、神の声を聴いていない」ということが、心から離れないのです。イエスの復活こそ、人類が求め、数々の宗教を生み出した、死に対する畏敬の念、死後の世界に対する思い、探求の回答であり、前述のイエスのことばを復活して実証した神の記しなのです。当時の弟子たちや主を信じていた婦人たちも復活は信じられない出来事でした。しかし、その後復活したイエスを見て、その声を聞いて復活を信じざるを得なかったので、聖書がここにあるのです。
ガザの死者3万人飢餓深刻に思う 2024年2月
やや暖かくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暖かいニュースをと思いましたが、いま世界が直面している問題に目を止めつつ、私たちの生き方を考えることの大切さを実感しております。ガザの食糧不足は深刻で57万人の方が飢饉に見舞われており、雑草を食べて飢えを凌いでいるということは本当に心が痛む出来事だと思います。私たちの周りでは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアが小売店で元気なように思いますし、食料品も数多く店頭に並んであります。最近価格は高騰しているようですが、飲食物は有り余っているのが現状です。腹いっぱい食べていても、私たちの心は満たされ、満腹になっているかと問われた時にどうだろうかと自問したくなります。家族間での殺害や親が子供を殺すという事件も増えております。今の世界に起きていることは、多くの人々の心、精神面での栄養不足、飢餓状態が蔓延しつつあるのではないかという懸念です。
聖書のみことばを紹介したいと思います。
「見よ。その日が来る。―神である主の御告げ。―その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。」(アモス書 8章 116節)
今や世界は、人類の自然破壊による災害、権力者達の強欲による戦争や武力闘争の殺戮、人工頭脳などのAIのコントロール分野、ロボット開発等々、あらゆる面で神から遠く遠く離れた世界に行ってしまったように思います。人間が発明し、開発している種々の原点にあるものは、唯一まことの神がすでに設計し創造したものであって、その創造主なる神に心を向け、その言葉に耳を傾けなければいけない時だと思います。どうぞ聖書のことばに心の耳を傾けてください。神なくして、この世界も私たちの命も存在しないのです。
月探査機SLIMの月面着陸に思う 2024年1月
元旦早々能登半島の地震と航空機の火災で明けた日本列島、多くの方々の心は複雑であったかと思います。
皆様にとって良き年でありますように願い、祈っております。
このような中、明るいニュースが流れました。月探査機「SLIM」が月面着陸に成功しました。着陸は当初予定していた位置より55メートルずれ、「逆立ち」したということですが、あの夜空を照らす月に無事に着いたという事に人間の英知を讃えます。地球から38万km離れている月に計画していた着陸位置から55mしかズレていないということにも驚きますし、逆立ち着陸で太陽電池が使用できなかったのが、太陽が当たるようになって発電ができ、運用再開を受けて通信や画像データの送電等も成功しました。しかし、このような神業が実現できたのは、地球と38万kmも離れている月や太陽の運行を研究したからです。ということは、創造主なる神の設計、計画、秩序が人知を遥かに超越していることを証明しているのです。決して偶然や進化でないことは明らかです。
聖書のみことばを紹介したいと思います。
「初めに、神が天と地を創造した。・・・それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物(太陽)には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜(月)をつかさどらせた。また星を造られた。」(創世記 1章 16節)
「すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。」
(ローマ人への手紙 11章 36節)
温暖化でこの地球の美しい自然は大きく崩れており、世界各地で被害が続出しております。平均気温が1.3℃上昇したからです。僅か1.3℃なのです。いかに精密に創造されていたかが分かります。それと同様、私たちも尊い存在として創造された命であり、人生なのです。創造主なる神をイエス・キリストは父と呼びました。その御方は私たちにとっても霊の父なのです。